製作 | デビッド・ゴールデン/ハワード・G・ミンスキー |
監督 | アーサ・ヒラー |
脚本 | エリック・シーガル |
原作 | エリック・シーガル |
音楽 | フランシス・レイ |
出演 | ライアン・オニール/アリ・マッグロー |
内容紹介 |
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名家の四世のOliverとイタリア移民の娘Jennyの恋物語。身の上の違う2人が
次第に惹かれ合い、Oliverは父の反対をも押し切り送金中止の身になりなが
らJennyと結婚する。Jennyは一人働き、Oliverはロースクールへ。貧しいな
がらも二人は幸せな生活を送る。やがてOliverは優秀な成績で卒業し法律事
務所へ勤め始めるが、その矢先に医者からJennyが余命幾ばくもないことを知
らされる。胸に染みるシーンを多くもち、フランシス・レイの切ない音楽を
バックに描かれたこの世界は、未来永劫朽ちることはないだろう。
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名場面 | ||||||||||||||||||||
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おもふところ |
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映画の内容自体には関係のないことだが、まず、何よりも、Love Storyとい
う原題を「ある愛の詩」と訳す、翻訳者の腕に感服させられた。この映画の
題名として、これほどぴったりな邦題がほかにあるだろうか。
気づいた点として、非常に易しく、非常に聞き取りやすい英語で場面が進行
していく。上で、英語を載せたのもそのためである。すんなりと読める人も
多いかと思う。上にもあげた、"Love means never to say you're
sorry."は、勘当状態であったオリバーの父親が、ジェニーの危篤を聞
きつけて病院にやってきて、(オリバーはジェニーの治療費のために父親に
金を借りに行くが、このときは他の理由を作り、取り繕った。)ジェニーの
死を聞き、「残念だ」と言ったものに対するオリバーの返答だが、これは
「愛とは決して後悔しないことです。」と訳されている。映画を観た人にとっ
てはやはりこのシーンがもっとも心に残っただろう。なぜなら、この台詞は
生前にジェニーがオリバーに言った台詞だからである。余談だが、この邦訳
もまた、私にとってはすばらしいものに感じられた。
しかし、なぜか実際、どこが良かったのかと言われるとうまく説明できない。
いろいろなシーンが頭に浮かぶのだが、説明はできないのだ。なんか拙い
なぁ・・・。
この映画にありきたりという感想をもつ人も多くいるだろう。時代の変化と
言えばそれまでだが、しかし私はこの映画こそが「ありきたり」の大元であ
ることを信じて疑わない。
そして結論→音楽満点。あなたも観ましょう。
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